皆さまこんにちは。ボクシングジムでフックを習い始めたMotecito店長の高松です。
さて、今回は飲食店の一種であるメイドカフェバーを開業するにあたり、悩みの種である「流し台」についてお話しします。「流し台」はまさに、冒頭の写真のようなものです。
「流し台なんて当たり前」と思うでしょ?でも、バーの場合、カウンター内でドリンクを作る行為も調理とみなされ、カウンターにも流し台を設置しないといけないのです!ただでさえ狭いスペースに流し台を組み込むのはきつい!そして…水道管・排水管を通すために床を20cm上げなければならない!!!
当初の計画とは大きく異なり、店内設計の大幅な変更を求められていて、めっちゃ悩んでいます。
藤沢の飲食店には流し台が3つ必要
前回の記事でも紹介しましたが、藤沢市で飲食店を開業する場合は、調理室内に流し台が3つ、もしくは流し台2つと食洗器1つが必要です。ですから、規則通りに考えれば、カウンター内に流し台を3つ作らないといけないのです(流石に食洗器は無駄)。
ただ唯一ラッキーなことがありました。藤沢市は流し台の大きさに基準がないことです。他の市区町村では縦・横・深さに最低基準が設けられていることもあります。この点に関して私も直接保健所に問い合わせましたが、「使用する食器類(鍋等も含む)を洗うのに不都合がなければ良い」という回答を得られました。
ドリンクをどこで作るかが最大の悩み
Motecitoの最大の魅力は「キャストがメイド」である点です。この観点では、バーテンダーがメイドというスタンスですから、メイドがドリンクを作るのが当然です。しかし、そのためには流し台の設置と床の高さをあげることが必要です。金銭的負担は全く問題ないのですが、客席エリアのスペースが狭まり、相対的に天井の圧迫感が出てくるというのが問題なのです。
ですから、もう、ドリンクも全てキッチン(調理室)内で作るスタイルにしようかとも考えています。先に独立してラウンジを開業した人が「飲食店の開業は妥協の連続」と言っていたのが納得できました。
まぁ実際のところ、キャストが目の前でドリンクを作ってくれるかどうかというのは、一般のお客さんにとっては大した問題ではないんですよね。メイドカフェだって、結局キッチンで作ってきます。私が良くいくガールズバーもよく考えたら、ボーイがどっかで作って持ってきます…。あ、もう、ドリンクはキッチンで作ってしまえばいいか(笑)
今後とも藤沢のメイドカフェバーMontecitoをよろしくお願いします。
>>藤沢でメイドカフェバー開業を目指す道のり【その1 店舗設計】
>>藤沢でメイドカフェバー開業を目指す道のり【その3 図面】