皆さんこんにちは、店長の高松です(写真は飼い猫の卑弥呼、世界で一番可愛い存在)。
約2か月ぶりの営業再開に合わせてご来店いただいた皆様には大変感謝しております。本当にありがとうございます。
新型コロナウィルス感染のリスクが少なからずある中で、不要不急と言わざるを得ない当店へお越しいただくことに申し訳なさを感じつつも、私含めてメイドの生活もこれ以上の休業は耐えられない状況なので、何とかご理解ご協力を得て営業を続けなければならないという気持ちもあります。この状況を察していただき、自粛期間中のツイキャス配信での様々な支援も大きな支えとなりました。重ねてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
さて、今回は営業再開一週間を振り返り、改めて考えたことをまとめます。
お客様の入り状況は良好
Montecitoを6席、Mystiqueを2席にしての時短営業(18時~22時)というのもあり、19時辺りからはほぼ席が埋まっている状況が続きました。日曜日は仕事が休みで外出を控える方も多いせいか、少し落ち着いた感じもありました。
これに関しては、予約を推奨したこともいい結果につながったと思います。当日の来店者数・時間に見通しがつくことで、予約なしのお客様にもスムーズに対応できましたし、滞在可能時間も計算できるのである程度余裕を持って給仕交代もできました。
今後も可能な限り事前に予約していただけると助かります。特に閉店1~2時間前(現状だと20~21時)は混雑することが多く、閉店時間を考えるとご案内が難しいことも多々あります。前日までであれば、Montecito公式LINEにて予約可能で、当日は18時以降に電話にて予約可能です。
もっとも、先週は営業再開祝いも兼ねて多くの方がご来店したと思いますので、今週が本当の意味での勝負だと思っています。さらに、そろそろ関東でも梅雨入りします…「雨の日の客足はいつもの半分くらい」というジンクスがあります…その点を考えても、これからしばらくは落ち着いた状態が続くと予想しています。まぁ世間的にはそのほうが良いのかもしれませんね(涙)。
どのような楽しみ方がお客様にとって最も良いのか
約2か月ぶりの営業で、改めて考えたことがあります。それは「Montecitoはどのような楽しみ方がお客様にとって最も良いのか」ということです。
トップページからリンクしてある「Montecitoとは」でも書きましたが、Montecitoは基本1対1での接客です。また、“話したいメイド(推し)”はある程度優先的に付けるようにしています。この前提でいうと、お客様にはまず「担当(給仕)中のメイドとのコミュニケーションを大事に」してほしいです。そして、Montecitoが目指すもの(価値あるサービス)を理解された方には、「お店を一緒に作る」ことも考えていただきたいのです。
その結論に至った経緯としては、以前より気になっていたことがあります。それは、①他で給仕中のメイド(又は男装キャスト)と話し始めたり、②メイドの容姿・個性を馬鹿にするような発言があったことです。
①に関しては、他で給仕中のメイド(又は男装キャスト)は、他のお客様の“話したいメイド(推し)”である可能性もあります。誰だって貴重な時間を邪魔されたくないですよね。そもそも(推しでないとしても)、1対1の接客サービスでの料金システムなので、他の方のサービスを奪うような行為は迷惑になる場合がありますし、給仕中のメイドも困惑することのほうが多いです。
逆に、「あれ?このお客さん初めて見るけど、ちょっとヤバい人?メイドが困っているぞ?」というような状況では寧ろ日頃からご利用されているお客様からの助け舟は非常に助かります(トイレに行くふりをして私に知らせてくれるのでも助かります)。すごい我儘になってしまいますが、お店の目指すべき方向性、保つべき風紀を理解されている常連の方々には、お店作りを手伝っていただきたいのです(お給料は出せませんが汗)。
②に関しては、「その程度で…」と思う方もいらっしゃいますが、メイドも一人の人間で、ほとんどのお客様よりも年下で精神的にも傷つきやすい女性です。そして、「あの発言(行動)は傷ついた」という話と「あの発言(行動)は感動した」という話は最も共有されやすい情報です。一人のメイドに嫌われるということ、好かれるということは、メイドと私を含めたお店全体の総意にもつながります。人対人の関係で成り立つサービスですので、少しでも身に覚えがある方は「もはやご案内できない(=出禁)」という判断になる前に気を付けていただけると幸いです。
あとがき(実は一番言いたいこと)
この文章を書いていて「なんて自分は傲慢なんだ、自分はお金をいただく立場なのに、お客様にアレコレ要求を突きつけるとは!」と猛烈に感じています。ただ、私はどうしても、Montecitoを「夢の国」にしたいのです。そのためには、私一人の力では全く足りません。優秀な人材(メイド)を揃えても足りません。最終的には、お客様のご協力がないと成り立たないことに気づいたのです。
私がお店を出すときは「大枠のシステムさえ作っておけばあとは自動的にうまく回るだろう」と思っていました。
とんだ間違いです笑
こういうことがあったから、こうしたほうがいいのでは?という試行錯誤をして今に至っています。お客様の善意によって助けられ、成長できたことも沢山ありました。結果として私が目指す「夢の国」に近づくし、それはお客様にとっては「より良いサービスを享受できる」と考えています。だからこれからもお客様には色々とご協力していただこうと思います(お給料は出せませんが滝汗)。
宜しくお願い致します。