皆さまこんにちは。飲みすぎると胃痛がするようになったMontecito店長の高松です。
私が藤沢に引っ越してきてまだ二年半くらいですが、その間に藤沢のガールズバーは一通り回りました。っていうか、一時期は毎日のように通っていました。推しメンができちゃうと通っちゃうんですよね(笑)それが今度は自分でお店出そうなんて言うから、自分でも心配です(笑)
さて、本題に入りましょう。一般的にガールズバーというと朝まで営業しているのが普通です。しかし、藤沢のガールズバーの半分くらいは1時や2時で営業を終えます。それは一体なぜでしょうか。
風俗営業許可を取っている場合
まず、最初の可能性として、そのガールズバーがキャバクラに必要な「風俗営業許可」を取っている場合が考えられます。本来ガールズバーは風俗営業許可を取る必要はないのですが、「指名」や「同伴」をシステムに加える(お金を取る)場合は「風俗営業許可」が必要なんです。
風俗営業許可とは
キャバクラのように「接待行為(指名、同伴、隣に座るなど)をするお店は「風俗営業許可」を取る必要があり、その場合は深夜12時から日が出るまでは営業できなくなります。一部地域では1時や2時まで営業することが認められています(黙認の部分もある)。
つまり、朝まで営業しないガールズバーは「風俗営業許可」を取っているから、深夜1時や2時で営業を終えている可能性があるのです。可能性といいましたが、この許可証は店内の見えるとこに掲示する義務があるので、店内を見渡せばどっちのお店なのか分かります。
ガールズバーは「深夜酒類提供飲食店」
飲食店で深夜12時以降にお酒を提供する場合は「深夜酒類提供飲食店」の届出を警察に出します。ガールズバーのほとんどはこのパターンで、営業時間に規制がないので朝でも昼でも自由に営業できます。しかしカウンター越しの営業でも、指名や同伴をシステムにつけることはできません。
それと、「深夜酒類提供飲食店」と「風俗営業許可」は両立できません。12時までキャバクラ、12時以降はガールズバーというのは不可能です。だから、指名や同伴、そして隣に座らせたいお店は「ガールズバー」と名乗っていても必然的に12時(または1時、2時)までで営業を終えるのです。
まぁなんで「ガールズバー」と名乗るかというと、今の時代は高いキャバクラよりも安いガールズバーのほうがお客さんが入るからですよね(笑)また女の子もそっちのほうが「働きやすいイメージがある」わけです。ただ蓋を開けたら指名も同伴もあって「あれあれ?」となるケースもあるのです。お客さんからすると、安い料金でキャバクラに近い遊びができるのでラッキーという感じですね(笑)
体力的に無理な場合
規模がデカいお店は雇われ店長やその他正社員が複数いるので、うまいことシフトを組むことができます。しかし、オーナー兼店長の場合、連日朝まで営業は過労死します(笑)それゆえ、3時くらいまで営業して閉めるお店をよく目にします。微妙に中途半端な時間ですけど、なぜか3時閉めが多いんですよね~。
我がMotecitoも私がオーナー兼店長です。私は過労死したくないので基本的に12時で閉める予定です。ただ金土は頑張って朝まで営業したいです(深夜酒類提供飲食店の届出が完了次第)。
客が入らない
まぁお客さんが入らなかったら意味ないですよね。それどころかキャストに払う給料分だけ赤字です。新宿なんかは眠らない街だからいいですけど、藤沢でそんな朝まで飲むような人は少ないので、そこを狙ってキャストを確保するよりも、素直に閉めたほうが収支がいいと思います。
ただ藤沢でも金土は朝まで飲み明かす人が増えるので、お店を開けておいてもいいですね。私はそこだけ頑張ろうと思っています。皆さま、金土の深夜は藤沢No.1ガールズバーMotecito(予定笑)を何卒よろしくお願いします!